言葉がうまく話せないという事にも、さまざまな理由があります。言葉はコミュニケーションをとるためのツールです。どんな支援をする事で、発語への興味や意欲につながるのか?コミュニケーションをとることの楽しさを感じて貰えるのか?を最優先に考えてその子にあわせた支援の形を探しています。

  • コミュニケーションをとろうとしない
  • 発音がはっきりしない 
  • 周りの大人の言葉かけが多すぎる 等

 本人や周りの関わりなどから、なぜそうなっているのか?を発見し「言葉が苦手」から「言葉って面白い!」「人と関わるのいいな!」と、子どもの心境に自然と変化が現れるように、支援していきます。

  • 絵カードなどを使って意思表示を促す。
  • 短い文章で具体的に話してみる。
  • 先回りして大人が言葉かけしない。
  • 発語を無理に促さず、コミュニケーションを取ることを最優先に考える。

子どもが言葉を発する事での意思表示が相手に理解され、自分の思いが伝わることで、相手とのコミニュケーションの楽しさにつながり、意思伝達を言葉でする意義を感じて貰えると、自然に言葉を使って意思表示する事につながります。

  • 言い間違いを細かく直さない。
  • 子どもが発する言葉を理解し、要求に応じていく。

つい、言葉の上達を願ってトレーニングの様になりがちですが、子どもが言葉を使おうとするスピードにあわせ、スモールステップにする事が、その子にとって言葉を使ったコミニュケーションへ興味を抱く一番の近道です。

子どもの言葉にならない思いまでくみとる

なかよしで、ことばの苦手なお子さんだけでなく、すべての子ども達とふれあう時に、日々確認しあい大切にしていることです。